葬儀だって色々あっていい

葬儀は必ずしもしんみりした雰囲気のものにする必要は無いと思います。

人が亡くなっているわけですからそういった雰囲気にならざるを得ないとは思うのですが、故人が盛大にやってほしいという遺言を遺されたのなら盛大にやって、色んな人に来てもらえばいいと思います。

確かに葬儀=しんみりしているイメージはありますし、行った葬儀が明るい雰囲気だったら違和感を持ってしまうでしょう。
ですが、故人の遺言なのでと聞いたら納得します。

きっとそういうのを故人は望んでいるのだろうし、しんみりしたら失礼だと思い、楽しむといったら語弊はありますが、しんみりしすぎないよう、昔話に花を咲かせることでしょう。
そういうのもありかなと思います。

昔話をすれば寂しくなってしまうこともあるかもしれませんが、楽しい話になれば笑顔も出ます。
そういうのも悪くは無いような気がします。

s_039もちろん、盛大の基準は人それぞれです。
昔だったら不謹慎だと言われたかもしれませんが、今は葬儀も多様化しています。
よっぽどでなければ、受け入れられると思います。

たくさんの人がいるのですから葬儀に個性があったっておかしくありません。
音楽をやっていた人や好きな人の中には音楽葬を望む人だっていると思いますし、みんなで笑って送り出してほしいと望む人だっていると思います。

普通の葬儀を望む人がほとんどだとは思いますが、こうでなければいけないというのは、もう無いのではないでしょうか。
人には色んな人がいるように、葬儀も色んなものがあっていいと思います。

遺族はもちろん業者の人も大変かもしれませんが、出来るだけ望みを叶えてほしいです。
ある意味故人の最後のお願いなのですから、希望に沿ったものだと嬉しいと思います。